2017-05-25 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
あと一つお伺いしたいんですけれども、今回はリテール金融、特に決済業務の要となっている銀行に関する制度の整備ということでありますけれども、容易に想像が付くのが、今後、消費者側から一つのアプリで、銀行だけじゃなくて、証券、保険、こうしたものに全てアクセスしたいと、こういうニーズが出てきて、それに対応するものというのが出てくるんだろうというふうに思います。
あと一つお伺いしたいんですけれども、今回はリテール金融、特に決済業務の要となっている銀行に関する制度の整備ということでありますけれども、容易に想像が付くのが、今後、消費者側から一つのアプリで、銀行だけじゃなくて、証券、保険、こうしたものに全てアクセスしたいと、こういうニーズが出てきて、それに対応するものというのが出てくるんだろうというふうに思います。
リテールについては、これは非常に、アメリカのリテール金融というのは景気対策との関連も、アメリカでは今、景気対策を財政支出でやらずに専ら金融政策でやるというのの根幹は、リテール金融がこれだけ膨らんでいるということと関係があるということで、私も注意はしておりますけれども、私は、個人的に言うと、各銀行がリテールに注力しますということについては、私自身は、それは結構ですね、こう言うんですけれども、リテール金融
私、住宅金融のことについてここでしばしば議論をいたした記憶がございますけれども、住宅金融というのは今やリテール金融のいわば本当に宝の山みたいなことで非常に魅力のある収益獲得先だというふうに思いますけれども、少し金融が繁忙になってきたときに、本当に個人の住宅金融のようなものが非常に金融の緩んでいるときと同じようにケアされるのかというようなこともまた一つの問題の側面ではないかというようなことを私指摘させていただいた
そういう中で自分たちの生きる道として、消費者に着目してリテール金融をやりましょうという方針を最近になって打ち出してきたというのが率直のところです。したがって、これについてのノウハウの蓄積、あるいは本当にその金融のスキームをどう打ち立てていったらいいかというのも、恐らく開発途上と言っていいんだろうと思います。
今みたいに住宅金融公庫の規模が大きくないし、都市銀行もああいうリテール金融には向かなかった、事業金融だけであったというわけでございます。しかも、個人の住宅需要が非常に強いということで設立されたわけでございまして、むしろ金融制度調査会なんかでも、これは育成すべきものだというようなお墨つきをもらっているようなものだった。